宿泊を伴う長距離移動、荷物が多い時の
お供は、グロ−ブトロッタ−。
100年以上前に英国でデザインされた鞄。
今なお、生産されている息のとても長いモノ。
最新のテクノロジ−で武装したものではないが、
箱全体で剛性をとるようになっているようです。
初め、沢山の荷物を入れて持ち上げたら、
いきなり箱が少ししなり、変形。
しかし驚きは、それ以降はびくともしません。
基本設計は古いが全体のバランス・プロポ−ションがとてもよく、
機能的にも、姿も今なお素敵。
バルカンファイバ−という樹脂コ−テイングした紙を積層して作られた
ネイビ−のボディは、こすれや傷で味わいを増してきます。
変わらないことの良さ、変化が味わい・愛着へと感じられること
懸命に作られた本物だけが醸しだすものでしょうか。
さあ、建築をがんばろう。